定数スループットタイマ の使い方


JMeter はデフォルトでは「ループ回数」で指定された回数分の処理を
各スレッドが休みなく働くことで
できるだけはやく終わらせようとします。


単位時間あたりのリクエスト回数や
リクエスト間隔などを指定したい場合には
タイマを使います。


ボクが主に使うのは単位時間あたりの処理回数を指定する
「定数スループットタイマ」です。


使い方は
「スレッドグループ」に「定数スループットタイマ」を追加した後
「ターゲットスループット(サンプル数・ミリ秒)」に
1分間あたりの実行回数を指定します。
秒間20リクエストなら 20(回) * 60(秒) = 1200 を指定します。


「Calculate Throughput based on」には
「all active threads in current thread group」を指定します。


ちなみに "サンプル数/ミリ秒" は誤訳で
かなり前から指摘されているのですがなかなか直らないですね。
英語では"in sample per minute"です。
ミリ秒ではなくってミニットですね。


ではでは