iOS15 で メールを無料で暗号化 S/MIME 電子証明書

設定方法は iOSのバージョンによって変わる。以下はiOS15.1 のiPhoneiPadで実施

1. Actalis から無料で証明書を取得する
下記参考に
outlook.aptrust.net

証明書は圧縮されてメールに添付されて送られてくる
途中パスワードが画面に表示されるのでメモっておく


2. 証明書を解凍したうえで、メールに添付して自分宛てに送る


3. iOSの「メール」アプリでメールを受信して、証明書をタップ。証明書がダウンロードされる


4. 証明書のインストール

設定アプリ > 一般 > VPNとデバイス管理
「ID証明書:1」>右上の「インストール」
パスコード入力
「このプロファイルは署名されていません」と警告出るが右上「インストール」
さらに「インストール」
Actalis で 表示されたパスワードを入力 > 次へ > 完了


5. S / MIME の有効化
設定アプリ > メール > アカウント > アカウント選択 > アカウント > 詳細 >
S/MIME
署名 : はい
デフォルトで暗号化 : はい


以上

※1) S/MIME 使うときは「メール」アプリでメールを送る
※2) 暗号化したメールを送れるのは、先に相手から暗号化したメールを受け取った場合のみ。受け取ったメールについている証明書(相手の公開鍵)をインストールしておく必要がある
※3) 証明書を持っていない相手に暗号化して送りたい場合は、WindowsThunderbird を使う。上で取得した同じ証明書を使える。
※4) Gmailアプリや GmailWebメールでは暗号化されたメールの送信はできない