最近、某官庁のシステムにSolrを導入するプロジェクトに参加しています。
#スーツ着て霞ヶ関通いです...
作ったプロトタイプが大変好評で、お褒めの言葉をいただいたところまではよかったのですが
扱っているドキュメントのセキュリティレベルがとても高いために
開発者はドキュメントを見ることができません。
開発者ができるのはドキュメントをフィードするところまでで
実際に検索を実行することができるのは調査官の方のみです。
自分で検索したり結果を直接見ることができないので
「ほげほげ」で検索したのに「ほげほげ」を含むドキュメントがヒットしないのは何故か
等と聞かれても、原因は妄想しながら考えるしかなくチューニングはかなり難航しています...
さて、日本の中枢である霞ヶ関で Solr を使いつつ四苦八苦しているエンジニアがいる一方
日本語で読める唯一の Solr 本「 Apache Solr 入門 」が3年ぶりに改訂されました。
改訂された 「 Apache Solr 入門 」 は非常に読みやすくなり、実際にトラフィックの多いサービスを運用している方々が書かれているのでナレッジもたっぷり詰まっています。
Solr4 で導入された新技術について書かれている解説されている点も参考になりますし
検索エンジン あるある とでもいえる 日本語形態素解析とシノニムとの組合せで思わぬ検索結果がでてしまう問題についても述べられています。
日本で Solr を使う技術者の方にとっては必読ですね。
オススメです。
